生体に種々の刺激(ストレッサ-)が加わった場合に刺激の種類に関わりなく共通に見られる一定の生体反応のこと「警告反応期」刺激によるショックと受け身的な障害を呈する→ 「抵抗期」刺激に対する抵抗が強まる→ 「疲労期」エネルギ-が消耗してしまいます。
本来は生体が環境によりよく適応するための反応ですが、
1) 刺激が強大、持続的な場合、
2) 生体側の反応が不十分あるいは過剰である場合には、自律神経や内分泌系の機能不全を始めとする心身の障害を招くことになります。
1. ストレスのない状態 | ▲ | 2. ストレスのかかった状態 | ▲ | 3. 仕事や人間関係、気温の変化等の 様々なストレッサーによって、 心身に負担がかかっている |
---|---|---|---|---|
身体面への影響 |
---|
・肩こり・目の疲れ・疲労 ・頭痛・自律神経の乱れ・不眠 |
心理面への影響 |
---|
・不安・落ち込み ・イライラ・怒り |
生活面への影響 |
---|
・生活の乱れ・暴言暴力 ・暴飲暴食・飲酒喫煙 |
▼
身体疾患 |
---|
自律神経失調症・生活習慣病等 |
精神疾患 |
---|
うつ病・不安障害・パニック障害等 |
代表統括医師の専門特性から,診断と治療実績がある主な疾患を下表に挙げます。
入院設備を持たない構造上の制約から、疾患の重症度では軽症から中等症までを受け入れさせていただいております。
受け入れの一応の目安として、自傷・他害の危険がないこと、説明と同意に基づき検査および治療に対して継続して主体的に取り組めること、を満たす方を主な対象とさせていただいております。
また当院では現在、「てんかん」、「アルコ-ル、幻覚剤を含む物質関連障害、嗜癖」、「急激な体重減少、低栄養、自己誘発嘔吐、下剤濫用を伴う摂食障害」、「児童,思春期(高校生未満)症例」への治療プログラムが未整備です。
上記疾患につきましては、専門高次病院の窓口へご相談されることをお勧めいたします。